Sugarchainは、BitzenyやBellcoinと同じようにCPUで手軽にマイニングできる仮想通貨です。
参考 SugarchainSugarchain運営チームには高い技術力を持ったメンバーが集っており、コミュニティも活発で、多くの環境に対応したウォレットやマイニング用プログラムが公開されています。
当ブログでは、そんなSugarchainに着目し、マイニング方法を詳しく紹介しています。
目次
マイニングするための手順
3つのステップを3つの記事に分けて紹介します。
詳しく書いたら長くなってしまったので3つにわけました。
この記事では、マイニング用プログラム(マイナー)を用意する手順を紹介します。
Cpuminer vs Sugarmaker
Sugarchainの公式サイトでは、マイニングするためのプログラムとして次の2つが紹介されています。
- cpuminer-opt-sugarchain
- sugarmaker
後者のほうが効率が良くマイニングできるそうです。(私が検証した限りでは両者に差はありませんでしたが)
そこで、ここでは後者のsugarmakerを使用することにします。
sugarmakerはGitHubのページからダウンロードできます。2020年12月現在、最新版は v2.5.0-sugar4 です。
参考 Sugar Maker v.2.5.0 (Sugar4)GitHub「Assets」欄から自分の環境にあったものをダウンロードします。
Windows環境
上記の「Assets」から sugarmaker-v2.5.0-sugar4-w64.zip をダウンロードします。
適当な場所にファイルを展開します。中に sugarmaker というファイルがあることを確認します。
続いて動作テストを行います。
ただ、このファイルを実行しても一瞬で終了してしまうため結果が目に見えません。そこで、コマンドプロンプトまたはパワーシェルから sugarmaker.exe
を実行します。
エクスプローラーでファイルを展開したパスをコピーします。
コマンドプロンプトまたはパワーシェルを起動し、 cd
と入力した後にスペースに続いて上記でコピーしたパスを貼り付け、Enterキーを押します。
現在の場所がSugarmakerを展開したフォルダになったことを確認し、sugarmaker.exe
と入力してEnterキーを押します。
下図のようにプログラム名やバージョン情報などが表示されれば、動作テストは成功です。
Linux環境
検証には Linux Mint 19.3 64bit (Ubuntu 18.04 互換) を使用しました。
上記の「Assets」から sugarmaker-v2.5.0-sugar4-linux64.zip をダウンロードします。
ファイルを展開して適当な場所に保存します。
私は、自分のHomeディレクトリの下に ~/crypto/sugarchain というディレクトリを作成し、その中に設置しました。
sugarmaker というファイルがあるのを確認します。
端末から ./sugarmaker
を実行して動作テストします。
下図のようにプログラム名やバージョン情報などが表示されれば成功です。
次のステップへ
マイニング用プログラムが動作することを確認できたので、いよいよマイニングしてみましょう。
ウォレットの準備ができていない人は、こちらの記事を参考にして準備してください。