仮想通貨の大手取引所であるOKExが、「暗号資産所有者が口座にアクセスするための秘密鍵を管理する従業員の1人が警察当局の捜査に協力しており、この従業員と連絡が取れないため、すべての出金を停止する」というアナウンスを出しました。
この悪いニュースの影響で、ビットコインの価格が(少しだけ)下落しました。
マルタに本社を置くOKExは16日の発表文で、暗号資産所有者が口座にアクセスするための秘密鍵を管理する従業員の1人が警察当局の捜査に協力しており、この従業員と「連絡が取れない」ことを明らかにした。これを受けOKExは全ての暗号資産の出金を停止した。再開のめどについては言及していない。
出典 Bloomberg
仕事をしていたら「ビットコインが下落!」というニュースが目に留まり、急いでチャートを確認したのですが、下落幅は2〜3%程度。大したことありません。
ビットコイン急落のニュースを耳にしてチャートを見たけど、大したことないじゃん。
— 初心者まなぶ (@altbtm) October 16, 2020
私の経験上、市場が弱気相場にあるときは、このような取引所関連の悪いニュースは大きな信用不安を引き起こして市場全体の暴落を引き起こします。2018年に発生したコインチェックのNEM盗難ショックのときがそうでしたね。
対して市場全体が強気相場にあるときは、取引所関連の悪いニュースがあっても大きく下落することはなく、絶好の買い場になります。
今回の下落幅がたった2〜3%ことは、ビットコインを始めとする仮想通貨(暗号資産)全体が大きな上昇トレンドの中にあることを示していると思います。
KEEP HODLING BTC ‼
なお、私のTwitterのタイムラインには次のようなツイートが見られました。
- 従業員が1人いなくなるだけで口座にアクセスできなくなるってどういうこと?
- たった1人が秘密鍵を預かっているということ?やばくない?
- 出金停止されているはずなのにバイナンスに8500BTCが送金されたらしい。
- OKExも公安にやられたか。次はいよいよBinanceか?
私もBinanceには「Binance Earning」のために資産を預けっぱなしにしてあるので(少しばかりですが)、当局の規制がBinanceに及ぶようになったら怖いですね。