12月1日に史上最高値の20000ドルにギリギリまで迫って叩き落されたビットコインでしたが、思ったほど落ちず、再上昇して史上最高値の20,000ドルを更新しました。
私を含めて多くのトレーダーが近い内に史上最高値を更新するだろうと予想していましたが、そのとおりの展開になりましたね。
そんな予想をしているのだったらどこでもいいから買ってしまえば良かったのですが、下手なりに押し目を狙いすぎて今回も逃しました。「押し目待ちに押し目なし」とはよく言ったものです。

目次
USD建のチャート
下図はUSD建の週足チャートです。今週のローソクの力強さよ。
水色の曲線はEMA9、白い曲線はEMA21で、白い方に到達するくらいの下落を待っていたのですが、そんな下落は全く来ませんでした。水色にさえも落ちてこず。
こちらは日足チャート。赤い丸のところで拾っていれば…と思いますが、週足のEMA21で欲深く待っていた私には縁がありませんでした。「とりあえず、下落してきたら何も考えずに買え」が正解の相場が続いています。
JPY建のチャート
USD建の史上最高値が陥落した今、次の目標はJPY建での最高値更新でしょう。
2017年の12月、日本でのビットコインバブルは強烈だったようで、240万円にも達しました。USDの最高値よりずいぶんと上まで上昇したことになります。
果たして今年中に240万円まで到達できるのか?答えは「YES」だと思います。
下図は上図の週足チャートにトレンドベース・フィボナッチ・エクステンションを加えたもの。このツールは、ある上昇波を元にして次の上昇波がどこまで到達するかの予測を助けてくれるものです。(当たるとか限りませんが)
逆三尊の右肩を形作った波を拡張(エクステンション)すると、目安となる1.618の値が243万円付近に当たります。なので、めちゃくちゃ単純に考えて、243万円までの波が来るのではないでしょうか。
つまり、日本円での最高値240万円を更新し、大フィーバー!という流れになるかと。
そして、そこから急降下して大きな押し目を作り、私が待っているところまで落ちてくる…を期待したいところです。
次の目標は?
では、どこで待つべきか?
到達予想地点の243万円とコロナショックで暴落したときの底の46万5千円とをフィボナッチ・リトレースメントで結ぶと、196万円に0.236が、168万円に0.382が当たります。
200万円というキリの良い数字は心理的に大きな節目になりますから、200万円から196万円まで落ちてくるのを待つのも良いでしょう。
また、上昇を続けている週足のEMA21(白い曲線)がその頃には0.382辺りまでやってきそうですから、ここで待ってみるのも妥当だと思います。
しかし、勢いづいたビットコインの勢いはなかなか止まりませんから、果たしてそんなに大きな下落が来るのかどうか正直わかりません。
私はあれこれ予想するのが楽しいのでやっていますが、長期的には大きな上昇トレンドの中にいることは間違いありませんし、四六時中チャートを見ている暇もありませんので、実際には「気が向いたときに買え」または「とりあえず、下落してきたら何も考えずに買え」戦略でいいんじゃないでしょうか。(え
追記
同じ12日17日の午後に日本円でもあっさりと最高値を更新してしまいました。すごい勢いだこと。本当に押し目なんて来るのかな?
